社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.68
豊かな音の世界の感動。
— 改行 —

いずれも京都で昔撮った写真。こういうの今年も見たかったなあ。
11月はとても贅沢な音の時間を沢山持つ事ができました。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団がベートーベンの交響曲を全曲、ピアノ協奏曲を全曲聴かせてくれました。年齢を考えると、この後なかなかこのプログラムに遭遇出来ないかと思うと、これは聴いておきたい、ベートーベンの交響曲の復習ができる、あの良さをじっくりと味わおうと頑張ってしまいました。
おかげさまで、豊かな時間を沢山楽しむ事ができました。
交響曲の指揮者は、クリスティアン・ティーレマン。ピアノ協奏曲は、ルドルフ・ブッフビンダーの弾き振りでした。
もちろん、個人的な曲の嗜好も入りますが、特に心に残る演奏がいくつかあります。交響曲5番、7番、9番。ピアノ協奏曲では3番です。
これらの曲が、現代として捉えられた時代を思い起こし、構成力のしっかりしたベートーベンの音楽に改めて心からの拍手送りました。
三越銀座店のお玄関 ライオンと猫

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に。
一夜でしたが、ベルリンフィルのコンサ―トに行きました。ブーレーズのノクタシオンとブルックナーの交響曲第7番。指揮はサイモン・ラトル。テンポのがよく音のメリハリが美しい演奏でした。
ちょうど、同時期に2つのオーケストラを聴き、その個性の明確さに驚きます。
この領域に達したオーケストラがその中で創りあげていく伝統の素晴らしさはそれぞれに大きな魅力ですね。
澄んだ冬の空が大好きです。

寝るときは、お友達と一緒。
内田光子さんのピアノ
毎年リサイタルへ伺う度に、この方の円熟と飛躍(この両面が魅力です!)に心が躍ります。今や最高の演奏家のお一人として内外の評価が有る方ですが、知的でシャープな曲の解釈、演奏。どれも素晴らしい。
前半はバッハの平均率とシェーンベルグ(とても魅力的演奏でした)。後半は今年テーマとされているシューマンでした。
森の情景、ピアノソナタ第2番、暁の唄。見事な演奏に酔いしれました。

あたし、デスクワーク犬やってます。たまには疲れて寝ちゃうのよね。
ギエムの世界
美しいシルヴィ・ギエム。今回は東京バレエ団と踊る「カルメン」(これが面白い演出でした)とアクラム・カーン・カンパニーとの「聖なる怪物達」。「カルメン」も今迄の演出で一番面白かったし、「聖なる怪物達」も今回の演出が良かった。なんと言う才能にめぐまれたアーティストなのでしょう。あくなく、新境地を求めてこのようなプロダクションに望んでいるのだと思えます。
また、震災後のギエムの活動は見事でした。公演を封印していたあのボレロを11年10月19日のチャリティーガラで踊り、福島への公演も東京バレエ団と実施しています。
日本との強い絆に心から大切してくれているのだと思います。

「アル・ケッチァーノ」奥田政行シェフのイベントを開催
チェリーテラスで奥田シェフがクリステルのイベントをして下さいました。丁度クリステルのキャンペーンで取り上げているクッキングバスケットを使ったシェフ独特のパスタが好評でした。
★あのバスケット、手前みそながら便利ですよ!

ただいま、この2013年一番搾りのフレスコバルディ・ラウデミオ「ヌォヴォ・ラッコルト」が皆様から大好評!とても嬉しいです。私もこの季節、たっぷりとパンに付けて新鮮な味を思いっきり楽しみます。おいしいです。

— 改行 —

今年も残りわずか、うがい、手洗いほか食べ物※にも気を遣って、どうぞ皆様お元気で良い新年をお迎えください。

※ビタミン補給に、フレッシュミックス野菜たっぷりポタージュ。これはほんとにおすすめです。私が日々ドタバタしつつもなんとかやっていられるのは、この2つのお陰かな?!

お正月に撮った写真。しまった、2014年のメガネがない!