道具と食のコラム

道具と食のコラム

Vol.43
作って満足!自家製味噌に挑戦してみませんか?
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毎年1月になると、チェリーテラス・代官山では恒例の「味噌作り教室」が始まります。
実は、どこのご家庭にも常備されている日本の伝統食材、味噌が、バーミックスを使うことによって意外にもご家庭で手作りできるので、その方法をご指南する教室を毎年開催しているのです。

では、バーミックスによる味噌作りの特長、メリットなどをご紹介しましょう。

まず、大豆で味噌を作る場合、おおよそ以下のような製造工程となります。
1. 大豆をやわらかくゆでる。
2. 大豆をつぶし、塩と麹(塩切り麹)を加えて混ぜる。
3. 団子状に丸め、酒で拭いて消毒した容器に入れて仕込み、数ヶ月間保管する。
★3ヶ月ほどたてば食べられるが、半年〜1年くらい寝かせたほうがよりおいしい。

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※ 詳しいレシピはこちらをご参照ください。

このうち、通常は2の工程の「大豆をつぶす」ところがなかなか厄介で大変なのですが、バーミックスがあれば大丈夫!元来は、すり鉢でつぶしたりする作業も、ミンサーを使えば手間ひまを軽減してさっとつぶせるというわけです。

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また、ご自宅で作られる場合、大豆、麹、塩といった材料を吟味なさることによって仕上がりがひと味もふた味も違って来るという楽しみがあります。
昆布を挟み込めば、また旨味が加わっておいしく仕上がります。

バーミックスを使って豆をつぶす作業から、空気をいれないように容器に仕込むまで。昆布の旨味だしに期待して。
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さらに、味噌作りには、「出たとこ勝負」という面白味があるんですよ。同じ材料で作っても、味噌種を仕込まれた容器を保管される場所の環境次第で、出来上がりの味は微妙に異なるのです。たとえば、チェリーテラス・代官山や、チェリーテラス(事務所)のスタッフにもずいぶん味噌作りにチャレンジしている人がいるのですが、同じ大豆と麹を分け合って作っても、出来た味噌を持ち寄ると、色が違う!味が違う!一口に冷暗所と言っても、気温や風の通りなど、微妙な差異がある。そして、最後に保管していた冷蔵庫の温度差も影響するのでしょう。
⇒ショップスタッフの声をどうぞご参考にしてください。

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また、クリステル用保温カバーを使えば、1の大豆を煮る工程をスピーディーに仕上げられることもわかりました。
⇒保温カバーを使った味噌のレシピはこちらをご覧下さい。

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味噌は、味噌汁のみならず、味噌炒め、味噌漬け、酢味噌、肉味噌などなど、さまざまに形を変えて食卓を楽しませてくれる万能調味料です。
醤油同様、味噌のあの独特の風味、旨味というのは、ほかのどんな調味料にも取って代われるものではありませんよね。
もし、味噌作りに関心をお持ちで、なおかつバーミックスをお持ちの方は、ぜひ味噌作りに最適のこの寒い季節に挑戦なさってみてください!