道具と食のコラム

道具と食のコラム

Vol.4
子どもと楽しむパーティ料理、クリスマス
 もうすぐクリスマス、子どもも大人も心躍る楽しい季節の到来ですね。さぁ今年はどんなお料理でどんなパーティをしましょうか? 皆様同様、3歳の息子の子育て中の私も、息子やお友達たちの喜ぶ顔を思い浮かべながら、只今計画と準備の真っ最中です。

 私が子どもの頃、クリスマスの準備はクリスマスツリーを飾り、クッキーを焼いてツリーに飾ることからはじまりました。星、もみの木、サンタクロースetc・・・さまざまな形のクッキーを、クリスマスの何日も前にツリーに飾る分と食べる分大量に焼き、アイシングをしたり、飾りをつけたり・・・2日がかりの大仕事でしたが、お手伝いをしたり、味見をしたり、本当にワクワク楽しい時間でした。そこで、今年はパーティの前にまずは息子とクッキー作り。大好きな粘土遊びの要領でのばしたり、型抜きしたり・・・随分上手なりました・・・クッキー作りも、つまみ食いも!~そう、子どもと楽しむクリスマスパーティって、準備のときからもうその楽しさははじまっているんですね。 ツリーに飾ったり、お家を作ったりするには、バーミックスで作るジンジャーブレッド・クッキーがおすすめです。
そしてパーティ当日のお料理。

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①家族や少人数のパーティの場合

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 やっぱり鶏一羽丸ごとのローストチキンがいいですね。絵本の中にでてくるような丸ごと焼きたてのローストチキンをテーブルで切り分けていただくのには、何か集いの日を盛り上げる特別な効果があるようです。スタッフィングやソースはいろいろですが、あまりこってりしたもの、凝ったものは小さな子どもには食べにくそうです。

 そこで今年は鶏肉をソースなしでもシンプルに美味しくいただくことにこだわり、中に子どもの好きな玄米ピラフを詰めることにしました。意外かもしれませんが、玄米はピラフにするとぱらりと香ばしく、普段から子どもにとても人気があります。うずら卵やソーセージ、彩りよい野菜やきのこなど具をたっぷり加え、子どもの目の前でワクワクさせながら取り分けます。子どもが一番好きな骨付きもも肉、手に持ってがぶりと食べられるよう、先端にあらかじめ紙を巻いておくといいですね。
 メインがローストチキンの場合、ピラフやつけ合わせのポテトなど一品のバランスがよいので、あとはカリフラワーやかぶなど季節のポタージュスープ、ブロッコリーなど温野菜のサラダを添えれば十分ではないでしょうか。
②お友達との大勢のパーティの場合

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 メインのお料理はフライドチキンミートローフがいいですね。いずれも子どもの大好きな定番メニュー、クリスマスに限らずお誕生会など他のパーティでも出番が多く、だからこそ味付けにも仕上がりにもこだわりたい特別なお料理です。私も得意料理にしたくて、実は日々研究していました!

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フライドチキン
鶏肉には、バーミックスで作る特製漬けだれであらかじめ美味しい下味をつけます。外はカリッ、中はふっくらジューシーに揚げるコツは、クリステル鍋の蓋使いと鍋底からたった1~2cmの油の量に!たっぷりの量でも楽々、上手に揚がります。

ミートローフ
挽肉から作る野菜たっぷり見た目豪華なミートローフ作りは、バーミックス(スライシー)を使うと手軽です。ウースターソースで挽肉に味をつけているのでソースも要らず、あらかじめ焼いておいてオーブンで温め直しもできるので段取りよく準備できます。
 お料理はこの他に、お寿司やおにぎりなどのごはん類、ロールサンドなどのパン類、サラダ、スープなどを用意します。小さな子どもが大勢の場合は、食べものの好みも食べる量も実にさまざま。気分もありますから、食べてくれることにあまり期待しては大人も子どもも楽しめません。どれかひとつでも食べてくれたらいいな、というぐらいの気持ちで、食べなれたごはん類やパン類も加えます。

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 今年計画しているひとつのパーティでは、フライドチキンなどのお料理のほかに手巻き寿司をすることになりました。具をのせたり、巻いたり・・・お料理や手作業に興味を持ち始めた息子達にとっては、その場で作業できることもまた特別な楽しさ、ご馳走のうちです。ここでも定番ネタのほかにバーミックスの得意な肉みそやツナマヨなども加えてみようと思います。
そして、子ども達に楽しんで参加してもらうといえばデザート作りです!クッキー作りにはじまり、当日はお友達といっしょにクリスマスケーキ作りも・・・その詳細については、次回コラムでご紹介したいと思います。

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 子育て中の、ましてや年末の日々は何かと忙しく、パーティ料理というとつい気負ってしまいがちですが、便利な道具が心強い味方!使い慣れたバーミックスクリステルを上手に利用して、子ども達も上手に巻き込んで、多少のドタバタはご愛嬌!・・・何より子ども達とワクワク、うれしい気持ちを共有できることを幸せに感じながら、楽しくお料理したいと願っています。

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吉田智子