ショップコラム

ショップコラム

Vol.10
味噌作り教室

 

塩、昆布、麹、大豆がチェリーテラス流お味噌の材料です
毎日寒い日が続いていますね。
この季節は何かと「寒い、寒い。」といろいろなことに逃げ腰になりがちなのですが、これだけはこの時期にしかできない、というとっておきの楽しみがあります。それは寒くなるのを待ってからする、毎年の恒例、お味噌の仕込みです。初めてお味噌作りにチャレンジした時はちょっとした実験をしているような、何かを育てているようなドキドキわくわくといった気持ちでした。そして出来あがった時には「手前味噌」の言葉を実感!その美味しさは言うまでもありません。
 チェリーテラスでは、とても手軽に簡単に出来るお味噌づくりを皆さんにもぜひチャレンジして頂きたいと、この季節を選んで味噌作り教室を行っています。

 

 「寒仕込み」という言葉があるように、一年のうちでもっとも寒いこの時期がお味噌作りにピッタリなのです。気温が低いと麹がゆっくりおいしく育ってくれますし、余計な菌の繁殖を自然に防ぐことが出来るので失敗が少なくなります。昔の方々が培った経験と知恵ですね。
 さて、お味噌作りです。大豆を茹でるときは24センチのクリステルの深鍋が活躍します。大豆はクリステルの鍋でふっくらゆで上がり、同じサイズのクッキングバスケットがあれば水切りも楽々。そして茹であがった大豆をつぶす時にはバーミックスが大活躍。よくほぐした麹と塩を混ぜたものと、つぶした大豆を混ぜ合わせ、あっという間に仕込みは終わります。お味噌作りはチャレンジしてみると意外に簡単で、あとは時間におまかせするだけ。試してみたいけれど・・・と躊躇されている方は一度チャレンジしてみて下さい。出来上がった時は本当に感動します。(詳しい作り方はe-gohan.comの手作りみそのページ、またはバーミックス基本のクッキング P80をご覧ください。)
 
半日水に浸した大豆をクリステルで柔らかく煮てゆきます

 

1年も寝かせれば十分に味わい深い味噌に
実は毎年お味噌が出来上がるころ、ショップのスタッフが自宅で仕込んだ自慢のお味噌を持ち寄ってお味見大会をするですが、色も香りも味わいも様々です。材料は一緒なのに仕込む時の水分量や寝かせている環境、温度などで変わってくるのですね。これは甘い、こっちは熟成されているね。などと言い合ううちに、時にはつぶし残した大豆がお豆の形のまま出てきて、それはそれでおいしかったり。毎年仕込んでいるスタッフも、毎回同じようには出来ません。そこがまた面白くて飽きませんし、何より出来あがりはいつも美味しい!手前味噌にはまってしまい、毎年の行事になりますよ。
この季節だからこそできる味噌作り、皆さんにも是非挑戦していただきたいです。また近いうちに教室の様子をご報告できればと思います。
社長コラムvol.7「 バーミックスで味噌作り」のページもご参照ください。