社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.104
オーケストラの感動
梅雨入りした途端に紫陽花が一斉に咲き、とてもきれいです。特に雨の日のしっとりとした色あいは格別ですね。そして、なんと種類の多い事でしょう。日本古来の額紫陽花の清楚な美しさ、改良を重ねられた華やかな紫陽花の美しさ、この季節、住宅街を歩く楽しみです。

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クリーヴランド管弦楽団
久しぶりにフルオーケストラに魅せられました。このところ、非常によく考えられた稀少なサロンコンサートが続きました。毎回、このような機会はまずあり得ないと感激していたのですが、クリーヴランド管弦楽団でベートーヴェンの4番、7番を聴きました。この充実感、音楽が全身にみなぎるような感動は他にはないのではと。実は、娘が自分のお誕生日に誘ってくれて。あ、ちょっと逆と想いながらも良い時間になりました。

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去年、嫁がプレゼントしてくれた白い紫陽花。なぜか今年はきれいなピンクの花が咲きました!
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花
左から:スパティフィラム、手入れ上手の菊池さんのお陰で毎年たっぷり花を楽しめるようになりました/道すがら、さまざまな紫陽花の色を楽しめる植え込みを見つけました/教会の門の横には、小鳥が揺れる楽しい花壇/我が家のノウゼンカズラ。去年は咲かず終いでしたが、今年は花がちょこっと付きました
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バージョン 2
僕たちも全日本。ワールドカップ、出るぞーー!
バーミックスと35年のお付合い
今、バーミックスを改めて考えています。今年で35年間のお付き合い。この道具に何故このように魅せられたのか。すっかりはまり込みました。おかげさまで、多くの皆様にご愛用いただき、沢山の料理家、シェフから貴重なご指導を受けました。感謝に堪えません。仕事をしていてよかった、と思える体験をこのようにいただけるとは本当に幸せな事と思います。
あるお客様は、大事にしてくださった30年程前のバーミックスを抱えてチェリーテラス・代官山へ来られました。丁度居合わせた私はこの古い機種が懐かしく、思わず手に取らせていただきました。そのお客様はようやく新機種に切り替える決心が出来、昨夜はお酒を掛けて供養をして感謝を現して来たとお話になり、もしも御社で預かってくださるならお願いしたいと渡されました。古い機種は喜んでお預かりしました。記念にも参考にもなり、大切に保管しています。
道具とは言え、毎日それぞれのお宅でご家族の食事に活躍し、幸せな食卓に少し貢献させていただいて来たと思うと私迄幸せな気持ちになります。
夕焼け
5月31日オフィスの窓から。この日は格別の夕陽、空が朱色に染まりました。
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なお、発売当初の食卓と現在では登場するお料理も随分変わって来ています。グラインダーという乾いた物を砕き、擦り合わせ、混ぜ合わせる道具は、ごまを粉砕して喜ばれました。当時は何処のお宅にもすり鉢があり、皆様はそれですりごまを作り、更に練りごまになるまで手間を掛けて作っておいでになりました。ちなみに、我々がグラインダーで練りごまを作れることに気がついたのは、あるスタッフのうっかりミスのお陰でした。彼女はすりごまを作ろうとスイッチを入れたままうっかり放置してしまったのです(当時は、いったんスイッチを入れたら指で押さえ続けなくても起動し続けるシステムでした)。そして、「しまった!」、と気がついてグラインダーを開けると、中にはとろとろの練りごまが出来上がっていました!これは皆様に喜んでいただける大発見になりました。現在の機種はモーターのトルクも上がり、当時とは考えられない早さできれいな練りごまが作れますので、ぜひお試しください。
また、バーミックスはスイスの調理器具ですが、日本食にも中国料理にもよく役立ちます。ごまで言うなら、すりごま、練りごま、その応用で和えもの、ごま豆腐などの日本食、芝麻醤、ごま団子、棒棒鶏などおいしい調理が身近になりました(ピーナッツを使った沖縄料理、ジーマーミ豆腐も簡単につくれます)。中国料理の大御所の先生から、ごま団子はバーミックスに限る。このごまのしっとりとした状態はなかなか作れないもの、と教えていただき、大好物に役立つ、と小躍りしました。
毎日長らくお世話になっている青汁、フレッシュミックスもこの道具ならではの一品。本当に簡単に作れ、私の生活を支える欠かせない存在です。教えてくださった阿倍なを先生に心から感謝しています。
これからもアイディア次第で用途が限りなく広がっていくバーミックス、まだまだはまりそうです。
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嫁と娘から、母の日の贈り物。