社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.25
季節の花 屋上のオリーブ、窓辺のばら

オリーブのこの小さな花が数日咲いた後、やがて実になり、秋にはオリーブオイルにも!ノアの方舟に鳩がオリーブの小枝をくわえて飛来し、洪水の終わりを知らせたとの話からでしょうか、平和のシンボルに使われるようなり、国連旗もこのモチーフですね。
人類に長年恩恵をもたらせてくれたこの果実の成分は、健康への貢献度が評価され、昨今、食用の生産は地中海沿岸諸国を初めとして増加しているとのこと。チェリーテラスもフレスコバルディのラウデミオはおかげさまでかなり認知を頂いて、定着してきました。安心してお届けできる季節の贈り物としてバルサミコと共に、この夏も活躍してくれるでしょう。
窓辺のバラも、我が家は手間も掛けていないのに、それでも毎年きれいに咲いてくれる。ありがたいものですね。沢山のご近所のお宅がバラをそれぞれにそれはきれいに育てておられるのに感心します。行き交う沢山の人が心を和ませていただいていることでしょう。
上:可憐なオリーブの花 
下:我が家のバラ

さばくのにちょっと格闘
贈り物その1:ソイはおいしい。
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贈り物と言えば、最近頂いた2品が、心に残ります。つり名人の友人が庄内平野から送って来てくれた4匹の大きなソイ。日曜日の朝ちょっと格闘して、なんとかさばき、煮物にして、息子達にも一匹ずつ配り感謝されました。

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魚屋さんの店頭ではお目にかかれない魚、しっかりしたおいしい味でした。魚は2匹ずつ、クリステルの楕円鍋に入れて(さすが長さに強い鍋でも一杯でした!)煮ます。このような調理にはもってこいです。せっせとさばいては、流しに入れていた時に訪ねて来た息子が撮った写真です。

贈り物その2:孫に頂いたお椀の文化。
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いつもお世話になっている後藤加寿子先生から、孫の出産祝いにお椀を頂きました。普段使いの丈夫なものにしました、とおっしゃっていたのですが、開けて感激。親子3人の大中小のお椀です。子供の育つ過程、食事を大切にする毎日に宿る幸せをそのまま頂いたような気持ちになります。なんと文化のある、心のこもった頂きものでしょう。文化は一代にしてならず。後藤先生からは、いつも沢山のことを教えていただきます。

心のこもった頂き物

初孫にこいのぼりを買いました。
週末に、真鶴の家に大好きなヴァイオリニストの小林美恵さんとピアニストの加藤洋之さんが泊まりに来て下さいました。翌週レコーディングを控えてのリハーサルも兼ねてです。私達は、音楽好きの友人達と8人で贅沢な時間を頂く事が出来ました。芸大付属高校時代からの同級生というお二人。難曲を物ともせず、果敢に、美しく演奏されるシマノフスキーの神話=3つの詩など、心を奪われ尽くした至福の時間になりました。
翌日曜日、夕方からは友人主催のサロンコンサート.三崎今日子さんのコロラテューラ、フルートとピアノとの演奏形式です。息使いもわかるような至近距離で聴かせて頂くこちらも贅沢なひととき。
音楽にどっぷり浸れる週末でした。