社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.67
秋の彩り
— 改行 —

1 作曲家に聴いていただきたい感動のブラームス。
自由が丘で質の高いサロンコンサートを開催されている友人がいます。
名前はentract、決して広くはないスペースながら、沢山の感動を分けて頂いて来ました。今回はブラームス。チェロとピアノの為のソナタを2曲、暗めの出だしで始まるホ短調Op38とヘ長調Op99でした。演奏はブラームスを得意とされるピアノの加藤洋之さんと新進チェリストの奥泉貴圭さん。ヨーロッパで勉強後、活躍されてきたお二人にはこのブラームスの音楽創りが正にぴったり。
非常に精度の高い、ドラマティックな現代をふつふつとさせる演奏でした。
リスト、ブラームスのピアノ曲も加藤さんは弾いて下さり、それはエネルギッシュな演奏でした。ごく少人数でこのような高い演奏を楽しませていただく幸いを感じています。
ざくろ (賀屋紅子さんのお土産)

ごはん映画祭でバンタンの学生さんたちがバーミックスを使ってスムージーを紹介。
2 石井竜也さん:トータルプロデュースのステージ。
優れたマルチタレントはそうは居ないと思います。音楽の全て、ステージのビジュアルの全て、演出の全てにご自分のメッセージを実現させられる竜也さんのステージには頭が下がります。MOONLIGHTシリーズの総集編、今年はWHITE MOONLIGHTでした。すっきりとした幻想的な白いステージは美しい世界です。ここ迄には、孤独な創造活動が積み重なって来られた事でしょう。数少ないマルチタレントの更なる飛躍を期待してやみません。音楽は、国境もなく、ジャンルも問わない世界だと常日頃感じています。たしかに、クラシックに親しむ機会の多い私ですが、感動は大きく。

3 代官山T-SITE(蔦屋書店)でミッレミリア。
かっこいい!蔦屋書店に感謝。おかげさまで代官山におしゃれなイベントが登場するようになり、ミッレミリア(La Festa Mille Miglia 2013)へも昨年からお招きを受け、うきうき伺っています。
かっこいいクラシックカーが次々と素敵なドライバーに運転されて登場するのを、おいしいシャンパン片手に見させていただくのはいいものです。
神宮前を出発して、第一ストップとして、T-SITEの平置きの駐車場でタイムレースを展開します。私は、車は何も分からない、だけれどともかく奇麗で、こんなに楽しい時間を過ごせる事に感謝しています。
嬉しいな!お誕生会をしてもらいました。

奥田政行さんのイベント。お話が面白くて、パスタがおいしくて!!
4 チェリーテラス、奥田政行シェフ。
この秋、奥田シェフといくつかのイベントをご一緒させていただきました。ごはん映画祭での協力やら、ご本制作でのお手伝いやら、いろいろと勉強になることが多い時間でした。そして、代官山のヒルサイドテラスでも、シェフのパスタのイベントを実施させていただきました。あの方には教えていただく事が沢山。その中でも忘れられない言葉です。「料理は食材と向き合う。たとえば、ある食材をとことん好きになる。ありとあらゆる角度から勉強し尽くし、食べて食べて。もう受け付けない位になると、愛が生まれ、そうすると、レシピが天から降りて来る」。
いつもありがとうございます。副収入を福島を活性化する為に使っておられる。除染を助け、除染が済んで、良い食材が又登場する日、そこで料理人が活躍出来るように育成されている。お手伝いする事に幸せを感じます。
— 改行 —

5 チェリーテラスに秋の嬉しい事が。
ホットキルトボンポットの両方がグッドデザイン賞をいただきました。よくコンセプトをご理解いただけ嬉しいことでした。

左:代官山猿楽祭の恒例、猿回し。「気をつけ!」  
右上:私、窓際部長。無給だけど11年も働いていまーす。 右下:皆さん、机の上を片付けるべきだワン!!