社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.62
素敵な泡。天井桟敷。ムターは素敵。シェ・ピエール40周年
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エレガントな泡の数々

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先週末、初夏を満喫する夕べを友人宅で過ごさせて頂きました。「久々泡会」と称して、私には身分不相応な泡7種がマグナムで登場しました。印象深い泡達、暮れなずむ緑のテラスで頂いた97年のSALON。締めに頂いた96年のKRUG等。シャンパーニュとはエレガントな泡なのだと改めて心に刻みました。

全部 マグナム!

左:ノコギリエイ  右:涼しそう

寝てるの??
オペラ座の「天井桟敷の人々」

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往年の名画がバレエに。冒険だなあ。どのような演出に、振り付けになるのだろう。少し、こわごわ観に行きました。2幕に纏め、かなり合理化された斬新な装置。オペラ座の花であるアグネス・ルテステュが衣装も担当。振り付けはルテステュのパートナーだったジョゼ・マルティネス。過去のこととはいえ、ついつい素敵だったカップルを思い出してしまいます。
さて、かなりの冒険である作品は、やはりオペラ座の舞台としては完成度はもうひとつかと。でも、充分にステージの楽しさを味わい、またの飛躍を願いたいと思いました。

アンヌ・ゾフィー・ムターは本当に素敵。久しぶりにサントリーホールで聞きました。あの暖かく、品よく、透明感のある音色、どこにも無理がみえない技巧、表現。相変わらずチャーミングな容姿。魅了される一夜でした。ふと気がつくと、最前列はほとんど男性客。2階のバルコンにもあの列には女性客が居ない。やはりとても魅力的なのですね。前半はモーツアルト、シューベルト。印象的な後半は、ポーランドの現代の作曲家ルトスワフスキのパルティータ、サンサーンスのソナタ1番でした。
僕は運転手! ハンドルはサラダスピナーのふたでできています。

母の日に届きました。 左:あじさい  右:アレンジ
青山にあるフレンチレストラン「シェ・ピエール」が40年を迎えました。北青山時代から時々訪ねているお店です。40年に渡って、まさにフレンチビストロの味を誠実に食べさせてくれるお店です。この日のお客様の最高齢は92歳の方でしたが、今も毎週必ずお出かけになる由。こうしたお客様が集う店は貴重です。オーナーシェフだったピエールは「今は僕はアルバイトに替わったのよ、長年支えてくれたシェフに店は譲ったの」とさりげなく言いますが、その優しさに胸を打たれます。皆様、ここのブイヤベース、ぜひお試しください!私は本場マルセイユよりおいしく感じます。

今月から店頭では、季節の食材を使ったe-gohanのレシピ数点を掲載した印刷物を配布することとなりました。

今月の場合、ぜひ沢山の方々に作っていただきたいお薦めのレシピが、「ブイヨンを使わないかぼちゃのスープ」。季節の野菜を組み合わせ、たっぷりのオリーブオイルで蒸し炒めをしてお水と塩を入れて加熱、煮えたらバーミックスが活躍します。調理性の良いクリステルの鍋フレスコバルディ・ラウデミオが炒め蒸しのお野菜そのものの味を上手く引き出してくれるので、ブイヨンなしでもおいしく召し上がれますよ。

これは?古河機械金属が古川気合い筋肉?
「気合」は意識、情熱を。「筋肉」は、組織力、製品の強さをイメージした広告だそうです。