社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.33
1月のパリ merciにオールラウンドボウルズとoBon登場
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家庭用品の見本市、メゾン・エ・オブジェの会期中のこと。

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パリで人気のお店merciに、ミニ・チェリーテラスコーナーが登場していました。レセプションに伺うと、入り口近くの一等地に見慣れた製品オールラウンドボウルズ、その後ろにoBonが見えます。こんな、今話題の店に自社プロデュースの2商品が大きく取り扱われているのは、当事者冥利。merciにメルシー!です。この時期のテーマが収納性のある製品だったからだと思います。小さくしまって大きく使う。私達がいつも心地良いキッチンに求める収納性を大切にする製品へのコンセプトを見つけてくださったのでしょう。
これからも、信ずるところの軸を揺らさず、大切に取り組んでいこう。

上:merciにちょっと得意げに並ぶオールラウンド  ボウルズ! この日は5個売れたそう
下:oBon この日に3個売れたそう

上:パリの朝食 リンゴで飾った(息子作)フレッシ  ュミックス、黄色のチューリップも買いました
下:PCと並ぶアフリカなどのお土産
近所にマルシェの立つ日、なくては暮らせない、朝のフレッシュミックスの材料を買いに出かけました。
食材が本当に豊富です。必ず買うものには、野菜、果物。少し買い慣れてくると、果物はこの店、野菜も根野菜、葉野菜などいろいろお得意の店があるのがわかります。その他必ず立ち寄る店は、まず、手作りのバター。大きなブロックを好みの大きさに糸で切って売ってくれます。Demi sellの塩加減が我が家好みです。ハーブ類、スパイス類を小袋に入れて売っている店。朝食用のハイビスカスや果物類を乾燥させた赤いお茶、ニュイ・デテやプロヴァンス、食後によく飲むヴェルヴェーヌなどと、各種カレー粉を買いました。売っているおじさんによると、ヴェルヴェーヌは庭の樹の葉だそう。

パリで一回、東京で2回、ピアノのリサイタルを聞いての感想です。
日曜日に小川典子さんのベートーヴェンの最後のピアノソナタ3曲を聞きました。耳慣れた曲なのですが、構成といい、テンポといい、表現といい、今迄と違う。このところ河村尚子さんの演奏会を2回程聞いた時もパリでフランスの若い演奏家を聞く時も、新しいムーヴメントを感じます。現代の音楽の一環にジャズやロックが根付いているからではないか、クラシックの音楽だけが別個のものではない、新しい音を求める一方、自然に、クラシックの演奏家に影響を与えていて当然のことですが。素人の私には、わくわくとした気持ちで聴けます。
上:真鶴のご飯はおいしい。小イワシと九条葱のカ  ルパッチョ、バルサモ・ビアンコフレスコバ  ルディ・ラウデミオ、橙で味付けです
下:晴天です!