社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.85
感動 ヌォヴォ・ラッコルトからYUKIのコンサート迄。
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ヌォヴォ・ラッコルト。
今年の初搾りオリーブオイルが空を飛んできました。
毎年、待っています、この時期にしか味わえないオリーブオイルの独特の香りと味。昨年のトスカーナ地方全体の初めての不作にくらべ、今年はたっぷりとおいしいオリーブオイルが供給出来る、と報告を受け、楽しみにしていました。
そして、期待を裏切らないフレッシュで軽やかな味わいに、心底ほっとしました。
私はこれは、パンに付けていただくのが大好物です。いつもよりポリフェノールもたっぷり含まれていそう、元気を貰える気分になります。

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ぐっと変わって、YUKIのコンサート。
武道館を埋めた大観衆が一つになって創り上げる世界。
これは、やはり大変な事。感動の連鎖に大きく感銘を受けます。
少し、YUKIの日常を見聞きしているので、その真摯な創作活動、と日常の生活を大切にする姿勢などがこのステージに結びついているのではないでしょうか。

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トリミング帰りのドッティ。
リボンを付けてお洒落な雰囲気に。
ステージのいくつか。
シュトゥットガルト・バレエ団の「オネーギン」。
プーシキンの原作にジョン・クランコのみごとな振り付け、音楽はチャイコフスキーの原曲のアレンジ。このバレエ団が踊ると、自然に品が良く、しかも強い感動を呼ぶステージになります。ご一緒に観た方々との後日のメールでの感動の分かち合いも存分に楽しむ事ができました。

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タイトル「跳び箱」。5歳の男の子作
内田光子のリサイタル。
シューベルトの即興曲とベートーヴェンのディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲を聞きました。勇気のある生き方をされて来られた内田さんの世界の一段と円熟された演奏に改めて感動を受け、わからぬままにですが、この演奏は、今迄経験した中で最高のディアベッリの演奏に思えました。

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。
グスターボ・ヒメノの指揮で ベートーヴェン交響曲第6番「田園」と、チャイコフスキー第6番「悲愴」を聴きました。RCOの各セクションは、それぞれ個性的なきらめくような特徴を持ち、品良く響き合い、素晴らしい効果を出しているのに感激します。
そして、ヒメノの指揮。この方は、指揮者になる為に生まれて来られたのでしょう。うっとりします。
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窓辺のカトレア。
今年もありがとう。長年顔を見せてくれます。

白浜は本当に白い!
3連休の週末、小旅行として初めての南紀白浜に行きました。
真っ白な浜でぼーっと過ごし、京都大学の水族館は展示の方式に感激し、そして、南方熊楠の記念館が楽しかった。この反骨の世界的博物学者の魅力には脱帽します。記念館にいると、時間の経つのを忘れます。

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沢山の感動に、感謝しています。

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青い海と白い砂浜。白浜はきれいだなあー

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左:のーんびり。羨ましい暮らしぶりです(笑)
中央:昼食に食べたクエの煮物。歯があんまり凄くてびっくり!   右:水族館のウニには、ほら、目が!!