道具と食のコラム

道具と食のコラム

Vol.90
熱中症に気をつけましょう
— 改行 —

7月に入り、連日30℃を越えるが続いています。そんな時に注意をしなくてはならないのが「熱中症対策」。マスコミでも注意を促していますね。熱中症はどうしておきるのでしょうか。炎天下の中で運動したりすると大量の汗をかきます。部屋にいても室温が高いと汗をかきますね。汗と一緒に私たちの身体の中にあるミネラルも一緒に外に出てしまいます。汗をなめると塩味を感じると思いますが、汗と一緒にナトリウムがでているからです。ナトリウムは私たちの身体の中で筋肉を動かすなど重要な働きをしていますから、ナトリウムが不足すると足がつったり、けいれんをおこしやすくなります。また汗をかいて大量の水を飲むと、一時的に身体の中のナトリウム濃度が下がってしまうため、本能的にナトリウム濃度を下げないように、喉が渇いていないというサインを出します。その結果、倒れて意識がなくなってしまう、これが熱中症のメカニズムとなります。
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熱中症の対策で水分を摂るということは、みなさん知っていると思います。水分であれば、なんでもよいのでしょうか。カフェインの入った緑茶や紅茶、コーヒーは、たくさん飲み過ぎると利尿作用があり、体のミネラルも尿と一緒に外へでてしまいます。またカフェイン中毒の危険があります。カフェインの入っていない麦茶、ルイボス茶、そば茶などのお茶がおすすめです。また汗と一緒にナトリウムが出て行ってしまいますので、塩分も一緒に摂ることが重要。そんな時、やはりスムージーがおすすめですね。塩を加えることもできますし、ビタミンCをはじめ様々なビタミンやミネラルも一緒にとることができます。いつものスムージーにほんの一つまみの塩を加えてみませんか。
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今月は2種類の熱中症の予防対策のスムージーをご紹介します。「フルーツトマト、すいか、マンゴーのスムージー」、「セロリ、パイナップル、レモンの爽やかスムージー」、ぜひお試しください。

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(デザイナーフーズ株式会社)