道具と食のコラム

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Vol.51
クリステル社が、「正真正銘フランス製」賞を受賞しました!
— 改行 —

把手が着脱できるスマートなステンレス鍋、クリステル
そのメーカーであるフランス・クリステル社が、先日「ORIGINE FRANCE GARANTIE」という賞を授賞しました。
これは、「made in France」と製品に表記されていても、実際には製造の全工程におけるごく一部しかフランスで生産されていないメーカーが多数あるため、国内生産力をアップするべく政府主導で2011年から始まった賞。
「製造工程の60%以上をフランスで担っていること」が、受賞の対象となります。
授賞式にて。右端が社長のEmmanuel Brugger氏、その左横が副社長のDamien Dodane氏。

左:フランス本社工場における製造風景  右:Fesches-Le-Chatelの本社/工場
これに対し、クリステル社は、オーナー自らデザインした鍋を、90%以上をアルザス近くのFesches-Le-Chatelにある本社工場で製造。
まさに、正真正銘の「フランス製」賞にふさわしい会社なのです。
※品質管理も、自社内だからこそ徹底できるのでしょうね。
自信を持っておすすめしてきたい商品だな、と改めて再認識しました。

ちなみに授賞式は、1月にパリで開催された家庭用品の見本市 Maison & Objetのクリステルのブースに、フランスの経済・財務大臣、ピエール・モスコヴィッチ氏がみえて賑やかに行われました。
見本市の会場ながら、小さなカクテルパーティーも開かれ、さすがセンスのいいクリステル社!と感心させられました!!
Maison & Objetにおけるカクテルパーティー風景