社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.27
我が家のお食い初め
猛暑の夏も立秋の声を聞くと、蝉時雨に秋の気配を感じます。皆様如何おすごしでしょう。
— 改行 —

孫のお食い初め!
実は三人の子供には正式にはしてなかった(悪い!)ので初体験。嫁とやたらもりあがりました。
食器はお宮参りで明治神宮から頂いたお膳です。載せてみるとちょっと鯛はデカ過ぎ。お皿はどこにという状態ですね。クリステルで作ったお赤飯はおいしく出来ました、是非おすすめです。
平安時代から続いている習わしとの事ですが、赤ちゃんの一生の幸せな食生活を願い、堅い石で丈夫な歯を願い、そして、両親、両家との幸せなつながりを願う良い習慣ですね。両家の両親、兄弟も参加して楽しい一夜でした。
お食い初めのお膳

レトロな2穴パンチ
リヒト社は素晴らしい!
母が97歳で眠るまま、旅立ちました。娘とお世話になったホームの部屋の片付けをした時、娘が「ママ、私はこれをいただく」、と2穴パンチを取りました。長年愛用していた、とてもレトロな文具です。
裏部分の損傷があり、彼女は翌日写真データを付けてメールで修理が可能か製造元へ伺ってみたそうです。その結果、販売年は1955年!先方もびっくりされ、古い社員の方々は懐かしく対応されて、それは、迅速に見事に修理してくださったとのこと。
8/4にメールを差しあげ、現品送付。当日中に修理できるとご返事頂き、翌日に修理を終えて返送くださったものが、昨日ぴかぴかに磨かれて手元に届きました。
なんとも嬉しい体験です。
私共もバーミックスの修理は、技術サービス室で対応しておりますが、長年ご愛用くださった製品へは、ご愛用者の方同様に愛着が湧きます。お返しする時の発送箱を作り、きれいに磨いてお入れするようにしています。
リヒトさんのからのありがたい経験を活かして、アフターケアを更に心がけて行きたいと思います。

この夏に頂いた貴重な贈り物。
自家製のジャガイモ、軍手がついています!!なんて細やかにやさしい配慮でしょう。前にもご紹介させていただいた山梨にお住まいのご愛用者の方。今年も大好物のジャガイモを送ってくださいました。見て下さい。きれいに種類を分けて入れられた箱には、まっさらな軍手が載せてあるのです。ありがとうございました。
そのじゃがいもを使って、今年もスタッフの大カレー大会を実施しました。
段ボールで届いたじゃがいもと軍手

この1ヶ月程、いろいろな見聞をする機会もありました。その中から。
1)トリノ・オペラ。ナタリー・デセイの椿姫。 ヴィオレッタに挑戦するデセイと、ローラン・ペリの演出に引き込まれました。この演出は、なんともよく、魅力にあふれています。
2)トリノ・オペラ。ラ・ボエーム。バルバラ・フリットリのミミ。アルバレスのロドルフォ。森麻季のムゼッタ(奇麗な方ですねえ)。それぞれにはまり役の旬なキャスティングでした。しかし、以前にゼッフェレーリの演出、クライバーの指揮で聞いたあの舞台「ミレッラ・フレーニがミミでした」は忘れがたくまぶたに残ります。
パームハウス・ケトルのプロトタイプは豌豆の鉢になりました

夏空の覗く、代官山猿楽塚のケヤキです
3)石川滋君のコントラバスでのバッハの無伴奏。今はベルン交響楽団の主席コントラバス奏者を務める石川滋君。長年の念願、バッハの無伴奏チェロ組曲の1から3番を一気に聴く機会に恵まれました。少年時代から知る彼のひたむきな音楽への熱情の成果に思わず、こちらも手に汗を握るがごとくに。

夕暮れどきの海辺の空
4)英国ロイヤルバレエの公演。吉田都が踊るロミオとジュリエット。この人はどれだけの努力をしてこのバレエ団でのプリンシパルとしての使命を達成してきたのでしょう。なんだか、胸が熱くなるような思いがします。本当によく頑張られたのですね。ロイヤルバレエにはジャニーズ顔負けの美形若手が揃っているなあ。前途洋々たるものです!