社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.58
1月のパリ  ー雪景色が素晴らしいー
— 改行 —

梅の香りに、はっと気がつき、日々の経過の早いことに急かされてようやくコラム書きをスタート。お恥ずかしいことです。

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1月は、なぜか騒がしく過ごしていました。5日間だけパリの見本市に出かけたりと確かにストレスも多く、タイトなスケジュールで暮らしていたら、皆が「鬼の攪乱」と驚くしつこい風邪に掛かりました。発熱はないままながら、なんとも生産性が低くなり、大変でした。健康に暮らすことの大切さをしみじみ感じます。私はインフルエンザの予防ワクチンも打っていますが、聞く所、日本でワクチン接種を受けている人は非常に少ないのが現状のようですね。(自分を棚に上げての意見ですが)体調を整え、家族揃って気持ちよく、また仕事が潤滑に行える事は社会全体で見たら大きい事です。

雪のアヴェニュー・モンテーニュ。

丸く積もった雪は、ウィンドウディスプレイの一部のよう。
パリ滞在は、見本市と夕食の予定が全てでしたが、メゾン・エ・オブジェ(見本市)は空港近くの会場で市内からの往復には時間が掛かります。今回は、朝夕、往復の車中から外を眺める時間に、寒さの厳しい時期だけの、なかなか見られぬ雪景色を楽しむ事が出来ました(4日も降ったんですよ!)。フォルムのしっかりしたきれいな街が雪を頂く風景はきれいです。思わず夕食からの帰途など回り道までして子供のようにはしゃいでしまいました。
見本市は取引先との打ち合わせに多くの時間が割かれます。広い会場をそれでもできるだけ多く見るようにしています。今回、テーマゾーン等ではクリーン・エネルギー、エコなどを顕著に空気で感じられるように見せていました。商品見本市ながら、その先に見えなければならない物を意識させてくれるのが心地良く。

左:見本市のテーマ展示も、エネルギー/エコ。牛肉は布でできています。 右:展示会場の仕切りは、なんと本物のバゲット!
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夕食には、チェリーテラスで活躍してくれたスタッフが腕の良いご主人と開店したレストランに今回も行きました。とても盛況です。一昨年冬の開店とは思えぬ御常連のお客様が一杯でした。
★代官山の「メゾン・ポール・ボキューズ」で料理長をしていらした土井原シェフのレストランです。パリにいらしたらぜひどうぞ。
Le Sot l’Y Laisse
70 rue Alexandre Dumas, 75011 Paris, France
12:00-14:00/19:30-21:30
+33 1.40.09.79.20
※ 日曜、祝日のほか、土曜と月曜のランチもお休みです。
クリステル社が、フランス製であることの証し「ORIGINE FRANCE GARANTIE」を受賞!見本市会場で、大臣を交えての授賞式が開催されました。

左:パリの市場で有機野菜。形が個性的でも、味は良し。 中央:パリの市場のキノコ売り場。ジロール、セップ、エリンギ、トリュフも! 右:春を告げる花、スミレ。