せいろ調理は、水蒸気の熱で加熱するため火当たりがやわらかく、食材の栄養分の損失が少なくて済み、旨みを存分に味うことができます。蒸気で適度に水分を補いながら加熱するため、ふっくらと仕上が流のも特徴です。さらに油を一切使わず、肉や魚の脂も落ちるため、ヘルシーな調理法と言えます。
ほかほか蒸気の上がったせいろは、見ているだけでポカポカとした気持ちになります。
蒸し上がりのせいろの蓋を開けた時の、食材の豊かな香り、風味はせいろならではの醍醐味です。
ぜひこの冬は、クリステルで多彩なせいろ調理をお楽しみください。
スチームプレート、せいろについて詳しくご紹介しましょう。
見た目はごくシンプルな円盤状のプレートですが、クリステル鍋と一緒に使いやすいよう、工夫を凝らしています。開発にあたっては新潟燕のステンレス金型加工メーカーと、東京代々木上原駅の中国家庭料理店 jeeten(ジーテン)吉田勝彦シェフのご協力をいただきました。ありがとうございました!
プレートには中心にむかってわずかな傾斜を付けました。これにより、旨味たっぷりの蒸し汁を鍋に取り込むことができ、せいろで蒸し調理をしながら、鍋では美味しいスープが出来上がるのです。
これは吉田シェフに教えていただいたアイデアです。
詳しいレシピは追ってwww.e-gohanでご紹介します。
クリステルは鍋の取っ手が邪魔にならない構造のため、一枚のスチームプレートで、20cmから24cmのクリステル深鍋、浅鍋に対応し、21cmと24cmのせいろ両方に使えます。
*せいろは、21cm、24cmのサイズなら市販のどのタイプでも使えます
*浅鍋で使用される場合は、調理中の鍋中の水の量に特にご注意をください。
またすべり止めに、3箇所の凹凸をつけました。
当初に、竹製とひのき製を使い比べ、その違いにとても驚きました。蓋を開けたときにふわっと湧き上がる食材の香り、何重にもひのきを重ねた厚い層の効果による保温性の高さ、それに何よりも見ているだけで気持ちの和む、木目の美しさは、ひのきせいろならでは、です。
竹製とひのき製、価格はかなり異なります。ひのき製は、その調理性に加えて、クリステル鍋と同様、大事に使えば一生モノとして使えます。
今回、素晴らしいひのき製品を手がけられる木工メーカーに、チェリーテラスのひのきせいろの生産をお願いすることができました。1つずつ、国産の上質なひのきを何重にも重ねて作られる、職人の手作業の技が生きたせいろです。
蒸し調理をおいしく仕上げるポイントは、余分な蒸気を程よく逃し、水滴が食材に落ちることを防いでくれる、二層の竹網代編みのふたです。そのうえ、ふたがせいろ全体の水分量を調節してくれるので、食材をムラなく蒸すことができます。
料理が完成したら、熱々のそのまま食卓に出してもよいでしょう。
初めてせいろを使う方も、使い方の簡単さにきっと驚かれるはず。
難しいお手入れもありません。使用後によく水洗いすること、そしてよく乾かすことのみです。
ぜひ、クリステルで、体に優しいせいろ調理をいろいろにお楽しみください。
お求めは、チェリーテラス・代官山、またオンラインショップへどうぞ。