代官山駅から徒歩5分。ヒルサイドテラスD棟の裏には、小さな古墳「猿楽塚」があります。都心には貴重な古墳時代末期（6、７世紀）のもので、今も大切に保存され、良い手入れがされた小さいけれどなかなかの名所だと思います（チェリーテラス・代官山はこの緑溢れる猿楽塚が目の前です）。
毎年10月開催される猿楽祭は、猿楽塚を祀る小さな猿楽神社の小さなお祭り。
ヒルサイドテラスの各店がそれぞれに小さな工夫をして親睦を兼ねて楽しむ良い機会です。
思いを古い時代に馳せる時間も大切にしょう。
最近に観た歌舞伎や文楽でも改めて感じたのですが、神社のお役目が日本人にとっては大きいな。
D棟のお隣り、デンマーク大使館も解放され、見ものは、見事なレゴの作品達。その昔、我が家でも子供達がおねだりする玩具はレゴでした。皆、夢中で遊んでいました。屋根裏部屋に残る大量のレゴを見つけ、懐かしく思い出しました。
レゴのほかに、彼等は粘土、砂場、画用紙とクレヨン、絵の具、何か作っては切り抜いて貼り付けたり、組み立てたり、与えられる限られた遊び道具で楽しんでいました。狭い部屋は常に紙の切り落としとか、粘土のオブジェとか、散らかり放題。気に入った何かが出来ると窓ガラスに貼付けたり、漆喰の壁に絵を描いてしまったり。それは人にはお見せ出来ない状態でした（笑）。
でも、今も少し残る可愛い作品群に私も楽しい思いをさせて貰いました。
子供はみんな天才、思うままに心に浮かぶものを形にしてしまう。
この延長のような仕事を選んだ子供もいます。思い返すと、彼は3人の子供達の中で一番、砂場、粘土、レゴ、工作に熱心でしたね。そろそろお風呂という時間、おや、何処にいるの？あれ、砂場にうずくまってミニカー片手に寝ている！というような日もありましたっけ。
ヌォヴォ・ラッコルト
そろそろトスカーナからの楽しみな一報が待ち遠しい時期になりました。
フレスコバルディからは今年もオリーブの収穫は順調に行きそうと知らせが入っています。毎年空輸している初摘み＆搾り立てオリーブオイル、ヌォヴォ・ラッコルトを沢山の方々が待っていてくださるのが分かります。ギリシャの時代から大切に守って来たオリーブオイルの文化。フレスコバルディ侯爵夫人から、「wine is our business, olive oil is our culture」と教えていただき，私にもその思いが伝わるようになりました。ああ、いいものだなあ、今年も多くの方々に楽しんでいただきたいと強く願っています。
