5月の日本列島に、真夏日のような気温がやって来ました。
そして6月、梅雨に入った途端、あちこちで豪雨が降り注いでいます。
地球に優しい環境が失われているから、自然が怒っているのかしら。もしそうなら毎日の生活でも丁寧に見直していくべき習慣が沢山ありそう。
この季節、私の楽しみは朝の入浴。湯船に浸かりながら窓越しに見える櫻の木に小さなサクランボが実り、野鳥達のごちそうになります。入れ替わり立ち代わり可愛い姿を見せてくれ、実をついばむ様子が見えます。
これも自然のお恵み、ほっとして心の和む一時です。
チェリーテラスで今一番お客様にお勧めしている事は、野菜をたっぷりおいしく、というメッセージ。
私達の扱う調理器具や食材がとても役立つのでいろいろな提案をしています。
バーミックスは野菜と果物のピュレ、青汁を作るのに最適です。30年近く前、料理研究家としてご活躍された阿倍なを先生に教えていただき、自分はもちろん、スタッフも友人も皆ではまり、お客様にもお勧めして来ました。お一人分からコップの中で作れ、とても便利です。食物繊維がたっぷりで、野菜と果物の持ち味を楽しめるおいしさも特徴です。
残り野菜のスープは味出しになるお野菜ととろみになるお野菜を組み合わせて煮込み、バーミックスを差し込んでつぶし混ぜることで、滑らかなクリームスープがお鍋の中で出来上がり。今では周知の事ですが、その昔、有元葉子さんに教えていただいた時に、手軽さ、そしておいしさにとても驚いたものです。今年でこの道具とのお付き合いも35年になります。
クリステルの鍋も、少量水調理は短時間で野菜の味、栄養を損なう事が少なく調理できますし、種々の調理がおいしく作れると嬉しいお褒めをいただきます。さすが、食いしん坊一家のが開発した鍋です！オーナーのドダン氏はもともとフランスの自動車会社プジョーのエンジニアだった方ですが、地方行政から古い工場を活用して創業しないかと勧められた際に、「おいしいものを食べたいね、だからおいしいものが作れる鍋、機能面も外形も満足できる鍋を開発しよう」と、クリステル社の創業を思いつかれたそうです。デザインは、もともと絵を描くのがお好きだったドダン氏自身が担当。おいしい調理の出来る鍋という自身の夢が形になっているクリステル、そこが大好きです。
以前，創業700年祭を行ったフレスコバルディ侯爵家、イタリアを代表するワインメーカーですが、「wine is our business, olive oil is our culture」と熱い思いを語ってくださいました。
大切に作り続けてきた素晴らしいオリーブオイル、フレスコバルディ・ラウデミオ。今はモンタルチーノの果樹園で新しいオリーブオイル、ルーチェも作り始め、用途に応じて使い分けを楽しめるようになりました。
そうそう、フレスコバルディ侯爵夫人にはとてもありがたい品物をいろいろご紹介いただきました。「オリーブオイルに仲良しのお友達があるともっと良いでしょ」と推薦してくださったマルピーギ社のバルサミコ。「これがあればお菓子がいらないのよ。友達が作っているの」とお勧めくださったシチリア・サンジュリアーノ侯爵家の有機栽培で作られたマーマレード。
おかげさまで心からお勧め出来る食材を揃える事ができました。
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2019年06月10日（月） 18:54 |