社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.103
花の春

藤とモッコウバラ

— 改行 —

新期を迎え、なにかと準備不足な私は大忙し、気がつけばもう5月です。

4月は花の季節でした。
私の贅沢な時間は朝の入浴時。窓越しに花の移ろいが目を楽しませてくれるのです。
まずハイライトは桜です。実はお風呂場前には見事な大島桜があります。やや密やかな色合いですが、大きめの花が葉と共存して咲きます。美しい。一番待ち受けていたのは小鳥達、花芯の蜜を大切そうに吸いに来ています。
花が散ると、桜は小さな実を付けます。小鳥達は小さな実を早速見つけ一口でパクリ。でも細い梢に付いた実は鳥が止まれる枝がなくそのままに、止まれる太さの枝の実は食べやすそう。
桜が終わると藤です。色も姿も美しい花を今年はたっぷりと付けてくれました。
下を通ると甘い香りが漂ってきます。そして、藤が咲き始めるともっこうばらも競って咲いてくれます。殆ど同じ場所に根を張り、紫と黄色のコントラストが見事です。藤の花が終わると小さな藤の実が付きます。
こうして、浴槽からの4月の目の保養が進みました。

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我が家には先の大島桜の他に2本の染井吉野の櫻があります。3人の子供達が入学した折に、自宅近くの小学校でいただいた樹なのですが、彼等の成長と共に大きく育ってくれ、見事に花を付けてくれています。開花時に、我が家はお花見の会を開催します。ちょっと忙しいけれど折角咲いた花は沢山見ていただきたいし、皆で楽しい時間を過ごしていただけると幸せに感じます。今年は連日開催で大忙しでしたが、なかなか思い出深い春となりました。
その後、10日程過ぎて、「やはり少し疲れている、これは自分達もゆっくりお花見を」、と初めて東北に花見に行きました。三越伊勢丹の旅行に入り、北上展勝地、角館、盛岡城跡公園、真人公園、花巻温泉と見事な櫻を楽しみ、中尊寺、毛越寺と世界遺産の2つのお寺では法話を伺い、座禅を組むなどの貴重な体験をいたしました。

お花見
左から、我が家の桜、加藤千恵先生がお花見に持参してくださった手作りの美しいケーキ、同じくお越しくださった藤野真紀子先生から頂戴したとても楽しいマカロン、子供も立派なおじさん、おばさんに。桜も成長するわけですね(笑う)
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東北
東北の旅で撮った写真です。左から、北上展勝地の桜(緑や川、そして青空とのコンビネーションがとてもきれいでした)、カタクリの花も見つけました、盛岡地方裁判所構内の石割桜。巨石の割れ目から桜が生えているとは本当に珍しい、水芭蕉はとても清楚な美しさ。
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クリステルのホットキルト
実はホットキルトについて、私はプレゼンテーションが足りなかったと反省していました。東日本大震災の後、心が騒ぎ、焦ったように「何かしないと、何が出来るか」と考えていました。その時考えついたのがホットキルト。やはり私達はエネルギーを大切にしなくては、との思いでした(ホットキルトを使えば、料理の保温はもちろん、余熱を利用して調理を進めることも可能です)。
この秋にはこの製品を使って良い提案をしなくてはと考えていました。
そこに、偶然お二人の方々から、とても愛用している、便利だと言っていただけたのです。見識の高い生活上手な方からのお言葉で、嬉しい思いでいっぱいになりました。
朝20分煮たカレーやシチューをホットキルトへ入れて出かけると、夕方帰宅時にはちゃんと完成している(数時間なら、まだホカホカです)。これならすぐ食卓に出すことができますし、留守番をする家族にも、安心に、安全に、食事をしてもらえます。上手く使えば、きっと重宝していただけることと思います。

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使用済みのリボンを廃物利用して、とても可愛いポーチが完成!スタッフからの思いがけない贈り物に、娘と大喜びしました。