社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.11
花は何処? 花見の集い

スタッフや友人たちとの恒例、夜桜の集いの季節になりました。残念ながら、開花予想+一週間ならば咲き頃と思った予定日には、今年の我が家の桜はせいぜい一分咲き程。花は何処にと、外を眺めども聞こえるのは静かな蕾の息吹のみ。当日は、せめてもと、室内に生けた桜に活躍してもらうことになりました。
料理は、大勢のビュッフェ/メニューです。
まずは、例年作っていただく近くのお寿司屋さんの穴子ちらしと卵焼き。今年はご主人が体調を崩して入院されていたので諦めていたところ、「心配しないで、作りますから」とのありがたいお電話がありました。ひときわのおいしさに感謝していただきました。
花は何処に。室内の桜が活躍してくれました。

スタッフの花見の参加者35人。クリステル中華鍋でフライは熱々に。
野菜は真鶴の菜園から持参した季節の野菜、ほうれん草、ビエトラ、ルッコラ、大根、イタリアンパセリ、カリフラワー、ブロッコリーなど。調理法は、生のまま、蒸し野菜、オリーブオイルでの蒸し野菜の3種。バーミッックスで簡単に作れるグリーンソースや玉ねぎドレッシングなどと一緒に出しました。
真鶴湾の鯵のフライ、タルタルソース添え。
スライシーが活躍する「揚げ鶏 玉ねぎソース」は、3月のe-gohan レシピ
定番のローストビーフは、クリステルで20分程で作れる簡単でおいしい「鍋で焼く和風ローストビーフ」「バルサモディヴィーノ風味」の2種作りました。
季節の蕗と筍、肉団子の炊き合わせ。
デザートには、チーズ(クリステル社がくださったコンテなど)、
真鶴の天草で作った寒天(磯の香りが残ります。バルサミコを混ぜた黒蜜をかけて)、
「苺の豆乳ババロア」(3月のe-ghanレシピ)
などでした。
※料理スタッフが、昨年用意した塩漬けの桜の花を乾燥させて、スーパーグラインダーで粉にして、桜の香り高い塩を作ってくれました。今年のお花見における彼女の傑作です!
ワインは、e-gohan.comでそれぞれのレシピにあった飲み物をご指南くださっている楡井健一さんのセレクション。桜にちなむワインは、おいしさに花を添えてくれました。

ともかく、花は咲かずとも、沢山の笑顔、楽しい会話が会を盛り上げ、無事に今年の花見を終えることができました。それにつけても、木を植えることの良さに改めて感謝し、毎年、この木々は沢山の方々と分かち合って見たいと思います。
我が家の桜3本は子どもたちが小学校の入学式にいただいたもの、それに遠景を豊かにしてくれる桜たちは、私が子どものころに祖母が植えてくれた木々(今は、お隣の庭ですが)。来年もお花見を皆でしよう。もっとよく桜と相談して、日程を決めなければ。
ああ、本日4月8日は満開。来年は日程をもっとよく相談するからね。