社長コラム(櫻通信)

私のお正月は、初売りで賑わう百貨店行脚が慣わしです。
暮れも31日迄頑張り、福袋（私達は感謝の袋と呼んでいます）を用意しての初売りには張り切って売り場に立ってくれる私達のスタッフ達に、「おめでとう」、「ありがとう」を伝えるのが目的です。
各店を巡るうちに、とにかくお客様へ一生懸命にメッセージを伝えてくれているスタッフ達の姿から元気と勇気が沢山伝わってきて、この3日間ですっかり晴れ晴れとした気持ちになりました。
また、福袋を手にされて「このお鍋憧れだったのよ」と声を掛けて下さったお客様がいらっしゃいました。憧れと言う言葉をいただいたのはとても嬉しい。そして、これからもこうした気持ちを持っていただける活動をしていかなくてはと思います。

新年にあたっては、スタッフにもいつも感動と思考を大切にしていこうと伝えました。同じ仕事でも、この二つを大切にして行く事で大きな違いを生むはずだと信じています．自分に一番言い聞かせている事です。
暮れに見る機会を得たシルヴィ・ギエムの使命感と美しさ溢れる最終公演のバレエにも、心地よい朝の空気にも、上手に焼けたお餅にも感動が隠れているように見えます。そして小さな段取りも丁寧に考えていこう。