社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.74
最近のこと。そろそろ秋。
— 改行 —
急に秋が来ました。思わぬ涼しさに身体が戸惑っているように思えます。
先日も大きな水の災害が広島で起き、あちらこちらで土砂災害が発生したり
危険予報が発令されたり。この美しい国には、山、海、雨と、自然の恵みのとなり合わせの災害も忘れられない事なのだと、心にしみて感じています。
災害でお亡くなりになった方々のご冥福を祈るばかりです。

左:パパとお兄ちゃん(4歳)で僕のケーキ完成!         右:僕の2歳の誕生日のごちそう

海はあっち、僕はこっち
8月もなんだか忙しく過ぎました。お盆休みにはちょこっと久しぶりに真鶴の家に行き、小さな人達との交流を楽しみました。嫌がるドッティ共々海水浴も。
採れたて野菜のごちそう、朝からテラスでの空気の良い食事、やはり気持ちがいいです。

久しぶりに、カトリック霊園に眠るママのお墓参りに。間違えて雑草と一緒に抜いてしまった百合の蕾、暑い日に持ち帰ったのに、きれいに咲きました。かわいそうなことをしてと案じていたので、とても嬉しい花の訪れでした。

— 改行 —

自ら設計した自宅に住む息子の家は、風の通るテラスでの食事がそれは快適です。
あまりリゾートに出かける必要もないわね、と皆で涼しい風の通り途を楽しみました。特別なごちそうがなくても、皆の健康や小さい人の好きな物も配慮したお料理の並ぶ食卓は家族の時間の要です。

百合 ママのお墓から付いて来て

左:ヘルシー前菜 息子の家のテラスで             右:この眺め。息子の家の屋上

おめでとう、東京バレエ団
50周年の特別ガラの公演、記念の式典がありました。3日間、NHKホールを満席にして、華やかな大入り公演でした。長く、このバレエ団と共演してきた、マニュエル・ルグリ、ウラジミール・マラーホフ、そして来年引退を表明されたシルヴィ・ギエムの参加がありました。ギエムは大好きな日本のため、あの震災へ大きな支援をしてくださいました。心から感謝しています。
ハリラン入り口 斬新かわいい案内人。見事な廃物利用

畑の収穫、ズッキーニに止っていた??
東京バレエ団が50周年を迎えられたのは、主催者である佐々木忠次さんの理想の舞台を追い求める心と目のお陰。それが、見事なバレエ芸術として実り、日本での公演はもとより、世界の一流劇場での公演を毎年実現させている結果をもたらしたのでしょう。このような活動には大変なエネルギー、見識、理想が必要で、簡単な事ではありません。この理想を実現するためには、影で支えるスタッフの方々の大きな愛と力があっての事と強く強く思う一夜でした。

— 改行 —

私達もこれからの仕事に、いつもしっかりと理想を掲げ、その実現に勉強を重ねて進んでいきたい。仕事は安易に成果の出る物ではないという事を改めて思う日でした。