社長コラム(櫻通信)

社長コラム(櫻通信)

Vol.45
今年のクリスマス、まもなく新年、最近の感動。
— 改行 —

今年のクリスマスケーキとローストターキー
今年も性懲りもなく七面鳥を焼きました。30年程続けて来た年の瀬の習慣です。
今年ターキーを囲んでくださるのは26名程のいつものお仲間でした。昨年よりやや小さく7kg。スタッフィングは充分に用意し、余分なものも一緒に取り分けて召し上がっていただきます。中身は、玉葱、にんにく、レバー、挽肉、ベーコン、それに松の実とたっぷりの栗です。昨年好評だったので、塩、砂糖、ワイン、水でのターキーのマリネ—を約24時間にしておきます。身がしっとりしている、味がよくしみている、などお褒めをいただきました。少々忙しくて、当日しか手伝えない私ですが、これも続けられているのは、長く、手伝ってくれているケータリング・ビストロ「ソレイユ」の樋口さんのおかげです。
陽子ちゃん、ありがとう。
ちなみに、26名でいただく今年の七面鳥はなんと総計5,040円!スタッフィングは?

まもなく、新年。
おせち料理保温カバーが活躍してくれています。黒豆は15分程煮てあとは保温カバーにおまかせ。これを2回繰り返します。途中、外出も睡眠もご自由に。ふっくらと色艶よろしい黒豆の出来上がりに教室参加の皆様にも大好評でした。
不思議なものですね、エネルギーを大切にしたい、など強い目標を持つ事で,以前よりある程度分かっていたことを再発見、明確に押し進めることもできるのですね。今回の保温カバーの活用から、学び、自覚させられた想いです。
クリスマスの花グロリオサ、椿と相性がよさそうです。

そういえば、最近も感動をうける数々の事がありました。
その筆頭、なんと言っても皆既月食です。
丁度、土曜日夜、お客様をお招きしていて、真鶴にいました。11時過ぎからと知り、とにかく、8時頃から30分ごとにテラスへ出て天を仰ぐ繰り返しでした。あの感動も私のカメラに納まった映像は、この有様ですが、もう見る事はないと思うからか、目に焼き付いて離れない天体のドラマでした。
これは何? エッ、月食?

真鶴のテラスに、かわいいお客さま。
ステージでは、今は亡きモーリス・ベジャール振り付けの「ザ・カブキ」。
東京バレエ団がこの役の最終公演となった高岸さんを中心に素晴らしい舞台を創ってくれました。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のマーラー、東京交響楽団のショスタコーヴィチ等、心に残る響きでした。

哲学の道で。赤ちゃんを抱いた熊のカップル。
たとえ半日でも紅葉を楽しめたらと、週末に大阪へ出張した機会に京都に一泊しました。
あの4月に哲学の道で出会った熊ちゃんのカップルは寒くなったけれどいるかしら、とまずはあちらへ。
すると、まあ嬉しい!!二人は赤ちゃんを抱いて優雅な釣りを楽しんでいました!

永観堂の紅葉と池の鯉。
激動の年も暮れます。来年が平和で活力あることを願い、なにをするべきか改めて考えて行きたいと思います。
お世話になった皆様に感謝致しますとともに、来年もどうぞよろしくご支援をお願い申し上げます。

— 改行 —

2011年12月 井手櫻子