|
かぼちゃとトマトのスープが大歓迎というのは承知のうえで、今日は人参のスープを作りました。セロリと玉葱、鶏の手羽先(冷凍)を煮込んでお鍋の中でガーッとミキシング。生クリームもいれてひと煮立ちさせて完成。
90歳になる母は体はまったく動かせないのですが、言葉は達者、記憶、頭の回転もまあまあ、特に舌は非常に敏感でおいしい、まずいがはっきりしています。容赦がありません。まかない役は気を使います。人参のスープ、ひとくち飲んで「おいしいー!」と顔をくしゃくしゃにしました。
大成功。
老人保健施設に入居している母は月に二日、外泊で家に帰ってきます。そのときにはとにかく牛肉とお豆腐、その他まるで食べだめをするように、健啖ぶりを発揮します。二日が終わると私はがっくり疲れます。先日は90歳の誕生日を孫、曾孫あわせて20人でにぎやかに祝いました。いつもスープは欠かせないのですが、冬はオニオンスープ、夏はじゃがいもの冷製やとうがんのスープなど、季節感も大切にして試みています。
還暦をすぎるころから、私も歯医者さんと縁がきれなくなって、ますますスープを作る事が多くなりました。冷蔵庫の残り野菜を総動員して、フランス人がよく作るという“農夫のスープ”ふうに仕立てます。慌ただしい朝ごはんに野菜スープは家族みんながそれぞれにあたためたり、冷たいまま飲んでいけるので、歓迎されています。炊飯器のすぐ横にいつでもスタンバイしているバーミックスがすべてのスープ鍋に登場して要の役割をはたしてくれています。 |