丹後半島の畑の一角にきれいな白色の花をつけた高さ1mほどの植物が印象的で、土地の方から教えていただき、ごまの花と初めて知りました、古代エジプトやインド、中国と世界中の文明発祥地で珍重されたごま、乾いた土地にも咲く花に感動する思いでした。
最近では一日大さじ2杯を目安に毎日ごまを食べることが健康法として伝えられています。ごまはどうしてそこまで推奨されるのか。少し、調べてみて納得しました。抗酸化作用の働きがある不飽和脂肪酸やセサミンが豊富なこと、ビタミンEや鉄分、カルシウムなどにも富んでいることなど、いいこと尽くめなのです。ただし、このごまの栄養価の吸収をよくするためには、粒のままより砕かれているほうが適しているとのこと。そこで今回の通信の「ごま特集」を思い立ちました。この20年、バーミックスがすり鉢代わりになる、と好評を頂戴してきたごまながら、改めてご愛用者の皆さまにおいしい調理法に親しんでいただき、健康にも役立てていただきたいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、バーミックスは時間のかけ方で、すりごまから、しっとり油の出かかった状態、クリーム状の練りごままで、好みの状態に砕けます。市販に便利な食品がそろっていますが、炒りたての香ばしいごまで作れば、我が家の味もいっそう引き立つこと間違いなし。底の厚いクリステルの鍋があれば、ごまを炒るのにもぴったりです。
和食・中華・エスニック・洋食とさまざまに応用できるごま料理。
これなら、一日の目標量も簡単に達成できそうですね。
※2003年12月発行の「bamix基本のクッキング」にもごま料理を掲載しました。ぜひご覧ください。
皆さまのキッチン、食卓で、バーミックスが活躍することを願っております。
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