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案外むずかしい食べる行為 和田敏子さん


毎日なにげなくものを食べ、飲み込んでいる私たちですが、ちょっとした障害でもその動作ができなくなってしまうことがあるようです。事故や脳梗塞、クモ膜下出血などの脳障害、脳腫瘍などの後遺症により後天的な障害を持つようになった方たちが通う介護リハビリ施設があります。
 三軒茶屋に近い世田谷区立身体障害者デイサービスセンター「ふらっと」を訪ね、指導主任和田敏子さんの職場をみせていただき、お話しをうかがうことができました。

ここでは・・・
現在23歳から65歳の40人余、比較的障害の重い方が通ってこられます。障害はいろいろですが、働き盛りの男性も多く、お酒、たばこ、ストレスの多い生活から、職場で脳卒中を起こしたりしています。ふらっとには脳卒中の後遺症を含め嚥下障害のある人は10人くらいでしょうか。デイケアなのでお昼を用意していますが、摂食に関しては家族の方に来ていただいて専門の言語聴覚士に指導を受けたり、訪問して様子をみたりしています。
 みなさん中途障害なので精神的な苦悩も大きく当然のことながら、ここに至るまでにも大変な思いをされています。
でもここでのリハビリを通じ、食事に関しても少しずつでも飲み込むことが上達すると、美味しい物を食べる喜びもまた味わえるようになり、生活のクオリティもあがります。

嚥下障害とは・・・
私たちは咀嚼した食べ物を舌を使って咽頭におくり飲み込むわけですが、その時に嚥下の瞬間には気管にふたをして食道に送り込む働きが自然にできるようになっています。この複雑な運動に関わる筋肉に障害がおきると、飲み込んだものが入っていかないいわゆる嚥下障害がおきるわけです。原因としては老化や病気、事故などによるものがほとんどです。人間の喉というのは実に複雑な成り立ちでよく出来ているんですね。

食べにくいもの・・・
人によっては水は誤飲して気管に入ってしまうので飲めない方もいます。水分はウイダインゼリー、アルミパウチの飲みやすいものでとります。わかめや海苔みたいなはりつくものはだめ、こんにゃくとか豆類の形状もとりにくい食品です。
 私たちは“ボッタージュ”と言っているのですが、野菜をいろいろ使って煮込みバーミックスにかけて、ドタンとおちるくらいのとろみのある濃いめのスープを作ります。これはとても飲み込みやすいのでよく作ります。農薬をあまり使っていない新鮮な野菜を供給して下さる方があったりして、野菜料理が多いのですが、実はお肉が好きな人が多いものでバーミックスを使って形を変え食べやすくしています。お魚なども焼いてバーミックスでほぐして、固さを調整したごはんにまぜて出したりします。


memo

和田さんは作業室の一隅にある調理コーナーを見せて下さいました。ボタンひとつで上下するステンレスのテーブルで、リハビリもかねて調理に参加する人もいるそうです。 かなり使いこまれ、大活躍のバーミックスも置いてありました。 次回は高齢になっても健康に食べるために大事な嚥下機能の老化予防について和田さんにうかがったお話しをまとめてみます。


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